2011年01月14日

スタスカ二次創作小説 郁編【放課後サッカー】

【お礼(^-^)】拍手2つとメッセージいただきました。
ありがとうございます。リクエストにお応えできるようがんばります^^

スタスカの2次創作小説SSをUPします。

水嶋郁の場合やっぱり微エロ?な感じになってしまいました・・・(〃∇〃)

お読みになるかたはこちらからどうぞ→



スタスカ郁編

【放課後サッカー】


放課後、校庭で梨本君達と陽日先生がサッカーを始めた。
どうしても一人人数が足りないということで私が入ることになった。

「じゃあ夜久はボランチに入ってくれ〜。」

陽日先生が言う。

「は、はーい。」

サッカーかぁ・・・とにかく相手をゴールに行かせないように
すればいいんだよね。

制服のままで参加したのはいいけど
走っている間に暑くなってきた。
皆上着脱いでるし、私も脱いじゃおう。

思ったよりみんなで声かけあいながら走るのが楽しくて
夢中になった。

息切れがしてきてキツくなってきた。
そこに郁がやってきた。

「陽日先生、琥太郎先生が呼んでますよー。」

「えー、あ、わかった。
 すまん、諸君、職務に戻るー!」

梨本君達が残念そうに叫ぶ。

「えええ、直チャン先生抜けちゃうのー?」

「人数足りないし、今日はこれで終わりにするかー。」

「だなー。」


「悪いな、みんな。じゃ、校庭が乾燥して埃っぽいから
水撒いてから帰ってくれー。」

陽日先生はそう言って行ってしまった。


「よーし、水撒くぞおおおー!」
橘君がホースの水を空に向かって勢いよく撒きだした。

みんなサッカーの後で暑かったので
その水しぶきの中に走って行った。

「わああー気持ちいい!」

「まき散らせ〜〜〜〜」

みんなはしゃぎまくっている。
元気だなー。

私ははしゃぐみんなを笑いながら見ていた。

っと、急に橘君の撒く水がこっちにも飛んできた。

「おらおら〜〜〜」

「ちょ!ちょっと橘くーん!きゃあああ」

「あはははは、夜久も巻き添えだ。」

「ぎゃはははは」

みんなが笑う。
ま、いっか。なんかこういうの、楽しい!

すっかり私もずぶぬれになって笑っていた。


そのとき急に後ろから腕をひっぱられた。


「えっ。」


振り向くと郁だった。

「ちょっと保健係、連れていくよ。」

郁はみんなにそう言うと
私の腕を強くひっぱりながら早歩きで校舎の中に向かった。

「先生、まって、手痛いよ。」

郁はそれでも止まらず歩いていく。
向かった先は保健室だった。誰もいないみたい。
保健室に入るとドアをバタンっと閉めて
両肩を壁に押し付けられた。

「い、郁・・・?」

恐る恐る郁を見上げると
郁は怒っているようだった。


「ねえ、君って、ずいぶん大胆だよね。」

「え?」

「そんな短いスカートの制服でサッカーしちゃってさ。」

「あ・・・」

夢中になって気がつかなかった。

「それに――。」

郁が人差し指で私の喉元に触れると
ゆっくりとその指を下になぞっていく。

郁の刺さるような目を見ながら
その行為に胸がドキドキして心臓が口から飛び出そう。
思わずゴクリと息を飲んだ。

郁の指が胸元で止まる。

「これ。」

そう言ってトントンと胸を突く。

はっとして自分の胸元をみると
さっき水を浴びてブラウスが濡れているせいで
下着が透けてしまっていた。


急いで両腕でで胸元をかくした。
恥ずかしさで顔が火照る。

「君は男子を誘ってるの?」

「ち、ちがいます!つい楽しくて夢中になってたから・・・」

郁が両手を壁について顔を近づけて言う。

「何度も言ってるけど。

ここは君以外、男ばかりなんだよ。

なんでそう隙がありすぎるの?」

「・・・・・」

「君はもうぼくのものなんだから。

他の男にそんなかっこ見せないでくれない?」

「郁・・・」

「それとも僕にやきもち妬かせようとしてるの?」

「ちがうよ・・・」

郁の顔がさらに近づいて
とっさに首を縮めた。
郁が耳元で囁くように言う。

「じゃあ、僕に襲われたいの?」



「もう!郁ったら!」

目をつぶったまま小さく叫んだ。

すると郁がクククと笑いだした。

「君ってほんとにいじめたくなっちゃうな。」

「な、なにそれ!」

郁がそっと抱きしめて頭を撫でる。


「まあ今回はゆるしてあげるけど。
 今度こんなことあったら
 どうなっちゃうかわからないよ?」

「う、うん。気をつける。」


郁はフッと笑うと

「よろしい。
では早く体育着にでも着替えておいで。」

「はーい。」

あー、ドキドキした。
郁にはいつもドキドキさせられる。

保健室の扉を閉めた後、ふう・・・と、
やっとまともな呼吸ができた気がした。

郁はあんな言い方をするけれど
私のことを心配してくれているってわかるから。
気をつけなきゃ。

【放課後サッカー】終




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郁と付き合ったらきっと毎日ドキドキさせてくれそうだな(・ω・)




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posted by 菫星 at 00:00| Comment(0) | starry☆sky | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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